リハビリ室全体勉強会から学んだこと
先日、リハビリ室全体で「腎臓リハビリテーション」に関する勉強会がありました。
当院では血液浄化センター(人工透析)を有しているので、リハビリを受ける患者さんの中には透析治療を行っている方もいらっしゃいます。
そんな中で、一昨年よりPT(理学療法士)2名が先駆的に透析室へ出向いベッドサイドでのリハビリを行っているということでした。
透析治療を受けているため、腎臓機能の理解やその他さまざまな合併症のリスク管理などその範囲は多岐に渡るんだなぁ~と思いました。
連携の大切さ
そんで、本題はここからでして、、、
透析中のベッドサイドでのリハビリを実施することで、運動機能の維持・改善が図れたり、その後のADL(日常生活活動)などが向上したりなどの結果が出てきたとのことです。
いままでは、自分が受け持っている透析患者さんがいたら、
「今日は透析だから、明日にリハビリしますか~」
っていう感じで、透析日はリハビリをお休みにすることがあったんですね。
実際問題、透析治療を受けるとなると半日ほどの時間がかかるわけです。
でも、その透析中にできる自主トレーニングをレクチャーしたり、透析室の看護師さんと連携を図り自主トレを見守ってもらったりと、自分自身が介入しなくてもアプローチできる手段というのは色々あると思いました。
これまで、どこか頭のなかで、透析治療があるから、諦めていた気持ちもありましたが、
その透析時間を活用したリハビリの包括的な考え方も必要だなぁ~って思いました。
まだまだ考える余地がありそうですね。
やはり、僕自身がいつも思うことは
ゴットハンドでもなく、スーパーセラピストでもないからこそ、マネジメントと連携を実践してくことが大切なんだ!!と改めて思いましたね~~
ではまた次回~~