単位数のその先へ ~働きがいは成長と貢献から生まれる~
単位数だけがOTの価値ではない
OT役職者として、日々の業務量について考えることがありますー
それは、、僕たちOTには、一人当たり月間360単位という大まかな目標があるんですね。
勤務日数にもよりますが、1日あたり18単位前後、約10名程度の患者さんを担当しながら積み上げていく数字になります。
そしてOT部門全体では、実働人数が14名程度なので、合計して月間5000単位前後の取得を目標としています。
もちろん、この数字は病院を運営するうえで大切です。
しかし、単位数取得を働くモチベーションにすると、やっぱり苦しいです。
それは、、、
「単位数だけがOTの価値なのだろうか?」
という問いにぶち当たるからです。。。
なぜ単位数目標は苦しく感じるのか
単位数目標にはひとつ特徴があります。
それは、
毎月リセットされること
です。
月末に目標を達成しても、翌月になればまたゼロからのスタートになります。
OTスタッフの体調不良で休んだ分、有給休暇の分などなど
他の出勤しているスタッフでカバーして頑張って達成しても、
「また来月も同じ目標が待っている」
という感覚になるんですね汗
もちろん業務量の管理としては必要な指標です。
しかし、それだけを見ていると、
自分の成長や組織への貢献が見えにくくなってしまいます。
OT部門への貢献は単位数だけではない
例えば、
呼吸療法認定士の勉強をしているスタッフがいるとします。
勉強時間を確保するため、一時的には単位数が伸びないかもしれません。
しかし資格を取得すれば、
これまで対応できなかった呼吸器疾患の患者さんへのアプローチが可能になります。
結果として、
OT部門全体の専門性が高まります。
また、
- 学生や後輩への指導
- 病棟看護師との連携強化
- 退院支援の仕組みづくり
- 勉強会の企画
- 業務改善の提案
- マニュアル作成
などなど、これらも大切な組織貢献です。
今すぐ単位数には反映されないかもしれませんが、、、
1年後、3年後など長い目で見たらOT部門を支える力になります。
この業務に関しては役職者やリーダーが持つ大切な視点であり実行力ですね!
僕たちOT部門が目指したいもの
チームワークやフォローシップを考えるにあたって、
一人ひとりの能力に応じた働き方を考えたら、、
コーチングマネジメントとして、下記の問いがあります!
「OT部門5000単位を達成するために、あなたはどんな貢献ができそうですか?」
この問いには正解はありません。
たくさん患者さんを担当することも貢献です。
専門性を高めることも貢献です。
後輩を育てることも貢献です。
他職種との連携を深めることも貢献です。
大切なのは、
自分の強みを活かしてチームに貢献すること
だと思っています。
単位数はスコア、働きがいは成長と貢献から生まれる
単位数は組織を維持するために必要なスコアです。
しかし、
働きがいは単位数そのものから生まれるわけではありません。
- 出来ることが増えた
- 患者さんの回復に貢献できた
- 後輩が成長した
- チームに貢献できた
そんな実感の中にあるのかなぁと思っています。
僕自身もまだ勉強中ですが、
2026年度のOT部門目標である
「チーム医療に主体的に貢献し、働きがいを感じるOT」
を実現するために、
単位数だけではなく、
成長と貢献にも目を向けられる組織を目指していきたいと思います。

