書籍関連

リハビリスタッフの教育をより体系的に!

若手が多い!!

そうなんですよ。

うちの部署は若いスタッフが多くなりました。

今後のことを考えたら、すごく良いことなんですよ。

でも、教育が追いついていない。。。

リハビリの業界的な話をすると、

2000年を堺にリハビリ専門学校の乱立などもあり、

その後から毎年のように

1万5千人近くのリハビリ関係国家試験の合格者が誕生しています。

そんな中で、、、

僕が勤務しているリハビリテーション室は、近年新卒採用者をどんどん増やしています。

そして、今年度の4月採用の新卒者も理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を合わせて約10名の新しい仲間を迎え入れました。

リハビリ室として若手が増えてきた、このボリュームゾーンの教育が、

組織の未来を明るくすると考え、

リハビリ室の教育に関連する勉強会を再考しました!

当院の療法士としてあるべき姿とは?

僕が務めている職場は全国に医療施設を展開するグループ病院です。

そして、当院は基幹病院であるがゆえに、親病院として困った方々や地域を支援することが根底にあります。

これは組織の理念にもなっていますね。

ここでいう地域というのは当院を含め、出張先の施設や離島、へき地の病院~クリニックなどです。

そうして、地域の患者さんやご家族、また他部署からも信頼される療法士を目指すことが大事になります。

となると、当院の療法士として求められる人材としては、、、

・自ら能動的に考え学習する療法士

・リスク管理のできる療法士

・患者の全体像を把握できる療法士

より普遍的な技術と知識を兼ね備えたジェネラリストが望ましいと考えています!

また、僕らの職場では関連病院や施設に出張することを「応援勤務」と言います。

その応援先の職場は、だいたいが設備もスタッフも常に不足している状態です。

だからこそ、どこの施設や地域に送り出しても即戦力となる人材を育成することが必要になります。

救世主のような存在でありたいですよね!

勉強会の形式を再考する!!

救世主の存在を目指して、若手のスキル向上を目指したときに、

僕が教育委員会として考案した勉強会の形式が、、、

疾患別確認テストを用いて普遍的な知識向上を図りジェネラリストを育成する」

そうです!現在の知識やスキルを確認するためのテストを行い、

自分自身の能力の現在地を可視化しようと思いました。

これまでの勉強会は、

テーマを選択し、

チームメンバーで調べ学習をし、

当日発表し、

質疑応答し、

どうのこうの~~

っと言う感じで、勉強会で発表することが、目的化することが見受けられました。

目的と手段の混合ですね。

そんなこんなで、これまで個人の臨床能力というのは、、、

「経験年数が○○年だからどうだ~」とか、

「○○の疾患や領域を見ていないから、分かっていない」とか

そういう、曖昧な表現で、個人の臨床能力を推し量られていました。

そんで、付け加えると、勉強会で学習した内容が、実際に臨床場面に活かされているかどうかもかなり曖昧です。

確認テストの受け入れと抵抗

しかし、「テスト」という言葉の響きが、

試されている、

能力を点数化するため弱点をさらけ出して不安を煽っている、

そもそも楽しくない。。。。

といったネガティブ感情を生んでしまいます~

部門内のリーダーメンバーに相談したときも、良い反応はなかなか得られなかったですね。

僕の熱意が不足していたことや、時期尚早だった、イメージを共有できなかったなどありますね。

もっと、言えば若手のために企画してる勉強会が若手のニーズに合っているかどうかもしっかりと確認する必要がありますね。

確認テストのイメージ

僕がイメージする確認テストの問題設定としては、、、

・基礎疾患3問、リスク管理3問、アプローチ3問、応用1問の合計10問の選択形式

・各病棟別のメンバーにて設問を考える(若手は基礎解剖学、中堅はアプローチなど)

・脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、がん関連の5分野を想定

・得点結果をレーダーチャート化して、個人成績を可視化する

・確認テストはペーパー形式または、スマホやパソコンでのデジタル形式を想定

・その後の答え合わせは全員参加にてディスカッションする

・皆で知識や情報を共有する場を設ける

この確認テストで特に大事だと考えるところが、

ただ、問題を解くだけでなく、答えの導きをディスカッションして、臨床思考推論に落とし込むことです。

目的はテストを実施することでなくて、あくまでも手段ですね。

自分の知識をオープンにして広くみんなと議論するシェアすることに、

全員のスキル底上げになるかな?と思っています。

世代の特徴に合わせて教育を行う!

とは言え、今後のリハビリ室を担う若手の教育は重要です。

そんで、ここ最近、個人的に思うところがあり、、

なにか統計が取れているわけでもないし、

文献を読んだわけでもないですけど、

年々、若手療法士の質が上がっている気がします。

これは、肌感覚としてそう感じます。

多分ですけど、

義務教育の過程から、「道徳」であったり「倫理」などを十分に学んでいるんですね。

だから、若手世代の特徴としては、

・優しくて温厚

・協力的で素直

・争わず、馴れ合い

そんな印象があります。

以前のように、我が強くて自分の意見をはっきり言ったり、

積極的に前のめりな、勢いのある若手スタッフは減った感じですかね笑

「最近の若手はこれだから、、、」

なんてことを言うベテラン療法士もいますけど、

時代の流れと、社会の成熟や豊かさとともに

人の感受性も変わりつつあると思いました。

競争社会で生き残ってきたベテラン療法士とは違い、

今の若手にあった教育があると思います。

昔の教育ではなく、これからの時代に即した育成方法を取り入れていくためにも。

勉強会の仕組みを体系的にしていく!

情報社会となってきた世の中ですからね。

コロナ禍の影響もあって、You TubeやZOOMなどでのオンラインの勉強会が台頭しましたね。

本当に意欲と知的好奇心があれば、いろんな情報を吸収するチャンスはいっぱいありますね。

やはりリハビリ室の教育委員会として、成長し続ける組織であるために、

当院の療法士としてあるべき姿やビジョンを提示して

ナビゲートできるように支援していきたいと思っています。

現在、絶賛読書中の書籍ですね。

看護師向けの書籍になります。

やはり看護業界はすごいです!

実例は新人看護師を対象として提示していますが、

内容は普遍的であり、リハビリスタッフにも活用できる内容になっています。

リハビリ組織の最大の資源は、やはり「人材」です!

業務成績や患者満足を向上するためにも教育がリハビリ室の未来を明るくすると信じています。

ABOUT ME
ganeyan
リハビリ関係の仕事で作業療法士(OT)をしています。 リハビリ関係の資格勉強に関することやマネジメントなどを勉強し発信できたらと思います!

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