コーチング

【コーチング】プロモーターと関わる

コーチングの3原則として、、、 

・双方向(インタラクティブ)

・個別対応(テーラーメイド)

・現在進行形(オンゴーイング)

上記の3つが重要とされています。

その中でも個別対応(テーラーメイド)は相手に合わせてコミュニケーションすることを意味します。

基本的に相手を変える事は難しいけれども、相手のタイプや特徴を捉えて、自分を変えることの方がより簡単です。

前回では、それぞれのコミュニケーションタイプをざっくりとした特徴を記事にしました。

そして今回は、4つのタイプの中でも自己主張が強くて、感情表現の多い

「プロモーター」との関わり方と記事にしました。

きっと、あなたの職場や周りの人にも当てはまる人はいるはずですよ笑

プロモーターの特徴とは?

プロモーターの人は、常に人に「影響」したいと思う傾向にあります。

特徴としては、、、

コミュニケーションを取る際は、身振り手振りが多くなったり、

「ビシッと行こうぜ!!」とか、

「もっとグッと来るような感じの!!」とか、擬音語の表現が多くなる傾向にあります。

また、話のスピードや展開が非常に早く、次から次へと話題が飛躍することがあります。

内容としても面白おかしく話したり、斬新なアイディアを披露したりなど、

周囲からの関心を向けられる事を好みます。

そんなプロモーターは、

注目こそやる気の源であり、エネルギッシュ」なタイプです。

行動傾向

・人と活気のあることをするのが好き

・楽しいことが好きでエネルギッシュ

・細かいことは気にしない

・飽きっぽい(熱しやすく冷めやすい)

・計画を立てたり、計画通りに進めたりすることは苦手

・変化や混乱に強く順応性が高い

・人前に立って仕切ることが好き

・未来を自由に描くことが好き

・新規プロジェクトを立ち上げるときはテンション上がるが、プロジェクトが進んでからの定期点検は苦手

対人関係

・一緒にいて楽しい

・ときに「うぬぼれ屋」「お調子者」「勘違い」と言われる

・よく話す一方であまり相手の話を聞かない

・話の展開が早く相手がついてこれないことがある

・決まり事や型にはまらないので周囲と衝突することがある

・社交的でオープン

・人のモチベーションを上げることが得意で、自分自身も承認されることも好き

・感情表現豊か

・気軽にコミュニケーションを交わす

プロモーターのポイントゼロ!

コミュニケーションの取り方は相手や環境が変化しても、その人の人となりが如実に現れます。

そして、「ポイントゼロ」は、これまであまり経験したことのない状況でのコミュニケーションを観察して、その人のタイプを知ることのきっかけになります。

例えば、「初対面の人と新しいテーマでディスカッションしなければならない」、「会議でいきなり無茶ぶりをされて答えなければならない」など、、

こうしたシチュエーションで「ポイントゼロ」が生まれます。

この「ポイントゼロ」においてもプロモーターの反応としては、、、

「影響できる人間」という見せ方で、とにかくアプトプットが多く身振り手振りを交える傾向にあります。

また、客観的な言い方よりは感情表現が豊かに熱く語る反応となります。

プロモーターにとっては、話が正確かどうかよりは、整理はさておき、とにかく気持ちでみんなと一体となって場の雰囲気が明るくなることに注力します。

こうした特徴や反応が見られたら、その人はプロモーターの傾向が強い可能性があると言えます。

プロモーターと関わる

プロモーターと特徴を把握したうえでそれぞれのタイプからプロモーターとの関わりを見ていきましょう。

プロモーター✖プロモーター

プロモーター同士がコミュニケーションを交わすと、それぞれが自分の影響力を主張したり、自分が中心になるように競い合う可能性もあります。

そして、自分以外のプロモーターが周囲の注目を集めたり人気者になると、その人にジェラシーを感じてしまいます。

もし、自分がプロモータータイプでしたら、まずは自覚することが大事であり、自分の感情をもう少しだけ客観的に把握することも必要です。

特に部下や後輩がプロモータータイプの場合は、そのモチベーションの源を知っていますので、後輩や部下にスポットライトを譲るくらいの余裕を持ちましょう。

サポーター✖プロモーター

サポータータイプの肯定的で支援的なメッセージはプロモーターにとってはより情熱が上がり、ありがたい存在となるでしょう。

しかし、どんな時もプロモーターの提案や発想に対して「イエスマン」になるのではなく、情熱的に突っ走ってしまうプロモーターのその先にリスクの可能性があれば、サポーターが適切に指摘することも大切です。

そうすることでお互いの関係性はより高まると思います。

アナライザー✖プロモーター

アナライザーは現実的で計画的に物事を進めたいタイプであり、プロモーターの考えるより気持ちで積極的に行動してしまう傾向とは正反対なタイプといえます。

そのためアナライザータイプの方は、プロモーターの思い描く未来やアイディアに対して、現実的な数字や根拠を問うのではなく、少しでも魅力に思えたのであれば、まずは肯定してあげましょう。

そしてアナライザーのあなたが、プロモーターの飛躍的な理想をより現実的で具体的なプランに落として実現化していく、良き参謀役になることで、お互いの良さをかけ合わせる、素晴らしい関係性になると思います。

コントローラー✖プロモーター

コントローラーとプロモーターはどちらも話のテンポが早く、物事の決断や行動への展開もスピード感は近しいので関係性としてはうまくいく組み合わせです。

しかし、プロモーターの未知のことに対しても直感で進んでしまうリスクに過剰に反応して、コントローラーが口出しして、プロモーターの行動をコントロールしようとするとプロモーターの方はモチベーションが下がってしまいます。

そのためコントロールタイプの方は、プロモーターの持ち味を十分に発揮できるよう、リスクの許容範囲内であれば、少々のミスは寛容になり、ときにはプロモーターのやりたいことに対して一任するスタンスも大切でしょう。

基本的にプロモーターの方に対して関わる際は、明確に反応することが大事です。しっかり相槌をうって良いところはしっかり褒めて、承認することでプロモーターの良さが活かされます。

また、プロモーターは飽きっぽいため、フラットで論理的なコミュニケーションよりは、キーポイントに熱を込めて伝えることを心がけましょう!!

ABOUT ME
ganeyan
リハビリ関係の仕事で作業療法士(OT)をしています。 リハビリ関係の資格勉強に関することやマネジメントなどを勉強し発信できたらと思います!

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