過去にも呼吸療法認定士の更新に関する記事を記載しています。
今回は実際に掛かった費用(更新に必要な講習会のトータル費用)やスムーズに更新するための手順などを記載します。
3学会呼吸療法認定士はあくまでも民間資格であり、更新制ということは、サブスク的な要素があると個人的には思います。
なので、自分の理想とするキャリアに沿った、計画的な資格取得とその資格の活用。
また更新の是非を考えていきましょう!
更新案内のはがきが届く
3学会呼吸療法認定士は5年に1度の更新制となっています。
その更新期限となる前年に、マイページに登録している住所へ更新案内のはがきが届きました。


はがきの裏面には、マイページへアクセス出来るようにQRコードが掲載されています。
そして、更新期間と必要な点数(50点)。
さらに認定更新に必要なe-ラーニング講習会の申し込みの案内も提示していますね。
4000名の先着順で約1日(10時~17)の研修となっていて、費用は12,000円。
んで、取得出来る点数は60点ですね。
60点。。。笑
50点の更新条件に対して、ちょいと10点多めですが、、、
公式の「3学会呼吸療法認定士 認定更新申請の手引き」では、この点数は次回の更新の手続きに繰り越すことはできない。とのことです。
「点数取得は現在の認定証有効期間のうち、申請期間までとします。なお、取得点数が50点以上でも、超過分を次回更新に持ち越すことはできません。」
ええ、じゃあ この多めの点数である、10点の意味は!?
となりますが、ここに意味を見いだせるとしたら、、、
計画的に、自分でスケジュールを立てて、日頃から点数を取得できる研修会の情報をキャッチアップして参加する!
そうすると、しっかりと更新条件通りの50点の取得が可能と思いますよ。
まあ、正直な話、、、
呼吸療法認定士のマイページなんて、普段はなかなか見ることはないので、更新の時期なんて把握していませんでした
なので、こうして案内のはがきが届くのは、丁寧でありがたいですね。
せっかく苦労して取得した資格ですので、自分自身のうっかりで見過ごしてしまうのは勿体ないですからね笑
そして、はがきが届いたあとに必要なことは、更新までの期限を確認して、点数取得のスケジュールを立てることですね!!
・5年に1回の更新制
・更新の前年にはがきが届く
・更新には50点の点数が必要
・案内のe-ラーニング講習は60点取得可能で費用は12,000円
・超過した点数の繰越はできない
点数取得方法と掛かった費用!そのスケジュールは?
実際に僕が参加した講習会の費用とそのスケジュールを紹介しますね。
僕は3学会呼吸療法認定士の資格を取得したのが、、、
2021年の10月でした。
そして、有効期限が2025年12月31日となっています。
この辺の有効期限などはマイページや認定証を確認したら大丈夫です。
https://kokyu.jaame.or.jp/cert/login.php
3学会呼吸療法認定士 マイページログイン


んで、更新の案内はがきが届いたのが、2024年8月でした。
ですが、僕は資格取得後、1回目の研修を2024年1月に受講しています。
つまり、はがきが届く前に、研修会を受講しています。

このときの「沖縄呼吸セミナー」は1日かかりの対面研修会であり、掛かった費用は5,500円です。そして25点を取得できました。
その次に2025年2月に2回目の研修を受けました。
このときの「うふいちセミナー」は1日かかりのオンライン研修会であり、掛かった費用は3,000円です。そして25点を取得しました。

ここまでをまとめるとこんな感じのスケジュールですね。
時期 | イベント | 点数と費用 |
2021年10月 | 3学会呼吸療法認定士の資格取得 | |
2024年1月 | 沖縄呼吸セミナー参加 | 25点 5,500円 |
2024年8月 | 更新案内のはがきが届く | |
2024年12月 | 更新のための講習会e-ラーニング申し込み | 60点 12,000円 |
2025年2月 | うふいちセミナー | 25点 3,000円 |
2025年3月 | 更新のための講習会e-ラーニング受講期間 |
なので、僕は今回、更新に必要な50点を取得するのに費やした研修会のトータル費用は8,500円になります。
・資格取得後の約4年間の間に50点を取得出来るようにする
・有効期限はマイページや資格証明書で確認出来る
・更新のための講習会e-ラーニングよりも自分で研修会を探して参加したほうが費用を抑えて50点を取得出来る
・複数の研修会に参加して点数を合算出来る
昨今はオンライン研修会もありますので、他県の呼吸療法認定士に関するセミナーにも参加出来るメリットがあります。
https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/point.html
認定委員会の認めた学会及び講習会
実際の更新方法を紹介!
①まずはマイページからログインします!
https://kokyu.jaame.or.jp/cert/login.php

②事務局からのお知らせ欄にある「点数証明証のアップロード」を選択します

③参加した研修会の証明証の情報を入力します

④認定更新のための点数取得リストは、認定委員会の認めた学会及び講習会のリストとリンクします!
https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/point.html

⑤アップロードする点数証明証の画像はJPEG形式のファイルにします

PDFからJPEGへの変更が必要です。手間ですが、ネット上で無料でできますよ~
⑥入力情報を確認し送信しましょう!


⑦送信後はマイページにアップロード済みと反映されます

※ちなみに2024年に受講した沖縄呼吸ケアセミナーでは、受講番号がなかったので、、、
登録番号で申請してみました。


⑧点数証明証の合計点数が50点になったことを確認します

⑨事務局からのお知らせ欄にある「更新 申請フォーム」に進みます

⑩現在、マイページに登録している、住所や電話番号、メールアドレス、所属組織などの個人情報を確認します(※うふいちセミナーの参加証明を誤って二重登録しています)

⑪いったんの登録が完了です!

⑫マイページには進捗状況が掲示されています

⑬そして登録しているメールアドレスに連絡が届きます

・受講した参加証明書の画像はJPEGのファイルに変更しましょう
・受講番号の記載がない参加証明書は、「登録番号」を入力してみました
更新は計画的に
呼吸療法認定士は5年に1回の更新ですが、実質は4年間で、必要点数の50点を獲得する必要があります。
更新期限の直前で焦ってしまうと救済措置のe-ラーニングを受けることになります。
やはり、常日頃から呼吸療法に関する研修会などの情報をキャッチアップして、自己研鑽として、定期的に参加していくスタイルがいいかも知れませんね。
まぁ、呼吸療法認定士の資格を持っているだけでは意味がなくて、
日々変化する呼吸療法の臨床に応じて自分自身がアップデートする事に意味があるかもですね。