リーダーに必要なのは「人望」だと思う。今日のこのごろ(´・ω・`)
先日、職場でOT部門の役職者リーダーミーティングを行いましたー
今回の議題は、OTスタッフの病棟配置の微調整や病棟リーダーの役割、そして今後のチーム運営についていろいろ意見交換したんですね。
んで、いろいろと話し合う中で、考えることが多かったです(汗)
ミーティングが終わったあとも
「良いリーダーってどんな人なんだろう?」
とモヤモヤと考えていました。
臨床能力が高い人?
仕事が早くて、何でもそつなくこなせる人?
周囲をグイグイ引っ張っていく、カリスマ性のある人?
もちろん、どれも素敵な能力でしょう(´・ω・`)
ですが、今年度のOT部門のテーマを「チームワーク」と掲げています!
そんなチームワークには、リーダーシップとフォローワーシップのお互いを補完する関係性があって、
さらに、リーダーには「人望」が大切なんじゃないかと思うわけです。
今回は、OT部門のマネジメントを通して感じた、リーダーに必要な姿勢について書いてみたいと思います。
リーダーという役割が、すべての人に合うわけではないかもな
チームで働いていると、いろいろなスタッフがいるんですわ(´・ω・`)
臨床現場が好きで、目の前の患者さんにじっくり向き合いたいOT。
後輩の成長を支援することにやりがいを感じる先輩プリセプター。
業務の仕組みを考えたり、チーム全体を調整したりすることが得意なタイプのスタッフ。
本当にさまざまです。
そして、僕はそれはそれで良いと思っています。
一様にみんな役職が上がることだけが、キャリアアップではないですからね。
リーダーとしてチームをまとめることにやりがいを感じるOTもいれば、一人の臨床家として専門性を追求することに働きがいを感じるOTもいるでしょう。
だからこそ、リーダーという役割を担うことが、その人にとって必ずしも最適とは限らないんですよね。
大切なのは、肩書きそのものではなく、その人が自分の強みを発揮し、役割にやりがいを見いだせているかどうか。
まぁ適材適所を見出して、能力を発揮すること。
しかもそれは、会社や上司からプレゼント的に与えられるものでもなく、できれば、自ら掴み取った方が良いかもしれません。
そんで、役割が合わずに苦しんでいるのであれば、本人の思いを聴きながら、役割を見直すことも一つの選択肢だと思いました。
それは決して、その人の価値が下がるということではなくてー
誰もがそれぞれの場所で、自分らしく活躍できる。
そんなチームをつくりたいなと改めて思いました。
後輩の弱点を見つけることだけが、指導ではない
リーダーになると、というか、
経験年数が上がってくると、どうしても後輩スタッフの仕事ぶりが気になりがちなんですね(´・ω・`)
困っとことに笑
「あの申し送り、もう少し丁寧にできないかな?」とか
「新患の振り分けは、こうした方が効率的じゃない?」っとか
「もう少し、こんなリハビリ介入した方がいいよ」とかね。
まぁ、リーダーとして、チーム全体を良くしたいという思いがあるからこそ、いろいろな課題に気がつくんですよね。
もちろん、後輩の課題を見つけて、改善につながるフィードバックを行うことは大切です。
だけど、気をつけたいことがあって、
僕たちリハビリ職は、往々にして、
他人の弱点には気づきやすい一方で、その人の頑張りや強みを見落としやすいんですね。
不思議なことに(´・ω・`)
多分ですけど、OT学生の時から、ケースの問題点の抽出に勤しんでいて、
改善するためのリハビリプランを考えていて、症例報告書をまとめる。
そして、OTとして臨床現場に出ても、やっぱり問題点を見つける視点が養われているのではないかと思うのです(´・ω・`)
でも、リーダーとして後輩をみる立場になると、
例えば、臨床で少し不器用な後輩がいたとしても
業務の段取りには課題があるかもしれないけど
その後輩OTは患者さんの話を誰よりも丁寧に聴いているかもしれない。
他職種との調整が苦手でも、
患者さんの小さな変化には誰よりも敏感かもしれない。
そうした強みに、リーダーが気づいてあげて、そして、
「〇〇さんって、患者さんの気持ちを汲み取るのが上手だよね」
「さっきの対応、すごく良かったと思うよ」
と、伝えてあげること。
自分では当たり前だと思っていた行動を、誰かが認めてくれる。
それだけで、自信につながることもあるんですね!きっと。
後輩のウィークポイントを見つけることも大事。
けど、それ以上に、ストロングポイントを見つけて、本人に伝えることもリーダーの大切な役割だと思うんです。
正しいアドバイスが、必ずしも相手のためになるとは限らない
僕はコーチングを学ぶ中で、コミュニケーションの大切さを繰り返し考えてきました。
その中で、特に難しいと感じるのが「相手へのフィードバック」なんですね。
これは、本当に難しい。
例えば、同じことを二人の先輩から言われたとします。
一人は、普段から自分の頑張りを認めてくれて、困ったときには相談に乗ってくれる先輩。
もう一人は、普段はほとんど関わりがなく、ミスをしたときだけ指摘してくる先輩。
たとえ伝えている内容が同じだったとしても、受け取る側の気持ちとか、
捉え方は結構違ったりします。
「あの先輩が言うなら、少し頑張ってみよう」
と思えることもあれば、
「言っていることは分かるけど、なんだかなぁ……」
となることもある。
ときには、良かれと思って伝えたアドバイスが、おせっかいや大きなお世話になってしまうことだってあるんですわな(´・ω・`)
だからこそ、日頃からの関係性が大切なんですよね。ほんとうに。
必要なことは、きちんと伝える。
改善が必要なことには、しっかり向き合う。
でも、その土台には相手への敬意や信頼があること。
「何を伝えるか」と同じくらい、「誰から伝えられるか」が大切かも
リーダーに必要なのは「人望」
その誰から伝えられるかのポイントになるのが、
「人望」かなと思います。
「この人に相談してみよう」とか
「困ったときには、この人が力になってくれる」と思えるとか
「この人となら、一緒に頑張れそう」など
そんなふうに、周囲から自然と信頼されること。
それが僕の考える人望です。
人望は、肩書きや役職を与えられたからといって、自然についてくるものでは無くて、、
やっぱり、
日々の小さなコミュニケーション。
相手の立場を想像する思いやり。
困っている人に手を差し伸べる他者貢献。
そうした積み重ねから、少しずつ育まれていくものなのだと思うんです。
あとは「程よい距離感」かも。
支配せず、放置せず、ちゃんと見ている
僕が考える、程よい距離とは
「支配せず、放置せず、ちゃんと見ている」
というリーダーの姿勢ですね。
リーダーだからといって、後輩の仕事をすべて管理し、あれこれ指示を出す必要はなくて、
一方で、「自主性を尊重する」という理由で、何も関わらずに放置してしまうのも違うんですね。
大切なのは、相手に合わせた、関わり方なのかな。ということ。
普段は本人の考えや判断を尊重する。
でも、困っているときには声をかける。
頑張っている姿には気づいてあげる。
必要な場面では、一緒に考える。
そして、ときには本人の成長を信じて、少し距離を置いて見守る。
そんな関係性が、少しずつ信頼になりリーダーとしての人望になるかもです。
多分ですけど(´・ω・`)
でもやっぱり、
「自分のことを、ちゃんと見てくれている人がいる」
「自分の仕事の役割や成果を認めてくれる」
そう感じられる職場って、きっと帰属意識が高まるし、心理的安全性も作られていくのかなと思います。
見える仕事にも、見えない仕事にもリスペクト
チームワークは、お互いの役割を知って、補完する関係が大事です。しかもリスペクトを込めて。
病院の仕事には、成果が見えやすい仕事と、見えにくい仕事があります。
例えば、リハビリテーションの実施単位数は数字として表れるので、まぁ分かりやすいです。
でも、後輩からの相談に乗った時間や、他職種との細かな調整、急遽お休みしたスタッフの業務フォローなどは、なかなか数字には表れにくいです。
ってか、分からないです。
でも、こうした仕事は、誰かが担ってくれているからこそ、チームが成り立っています。
リーダーが偉いわけでも、一般スタッフがリーダーより下というわけでもないですよ。
それぞれに役割があり、その役割に責任があるんです。
そして、それぞれの立場で、誰かの役に立っている。
だからこそ、お互いの仕事に敬意を示せるチームでありたいと思うわけです。
「自分が頑張っている」だけでなく、「あの人も頑張ってくれている」と思えること。
そんな視点を、僕自身も忘れずにいたいです。
人望のあるリーダーを目指して
今回の役職者ミーティングでは、改めてチームづくりの難しさを感じましたね。
まぁ悩ましい。本当に勉強になる。
人にはそれぞれ得意なことも苦手なことがあることも
仕事への価値観も、成長したい方向性も、スタッフによって異なります。
だからこそ、マネジメントに唯一の正解はないのでしょうな(´・ω・`)
僕自身も、まだまだ試行錯誤の毎日です笑
むしろ、うまくいかないことの方が多いのかもですね(笑)
それでも、大切にしていきたいことがあって、
自分が成果を出すことだけでなく、一緒に働く仲間が活躍できることに喜びを感じられるマネージャーでありたいということ。
スタッフの成長を喜ぶ。
仲間の頑張りを認める。
誰かが困っていたら、自然と手を差し伸べる。
そして、自分自身も周囲に助けてもらう。
そんな関係性を築いていくことが、
結果として人望につながっていくのかなと思う今日のこのごろ(´・ω・`)

